山口市にある山口市立白石小学校とは?概要や取り組みをご紹介
子育て世帯であれば、お子さまの通う学校の学区から、住むエリアを考える方もいらっしゃるかもしれませんね。
山口市には、教育機関や医療機関、商店街にも囲まれたエリアにある「山口市立白石小学校」という小学校があることをご存じでしょうか。
この記事では、「山口市立白石小学校」の概要や取り組み、学区の住環境についてご紹介いたします。
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「山口市立白石小学校」の概要について
山口市立白石小学校は、山口県山口市白石に位置する公立の小学校です。
以下では、学校の沿革、周辺の様子、学校の目指す姿の3つのポイントから学校の概要についてご紹介します。
沿革
山口市白石小学校は、明治5年に山口第一小学校と創設されたことを始まりとしています。
大正11年には、開校50周年式典が挙行され、昭和に入ってからは、昭和24年に当時の白石小学校が火災で焼失しています。
その後、平成には入ってからも数々の賞を受賞するなど実績も多く評価されてきた学校です。
令和4年には、150周年記念式典および記念石像除幕式がおこなわれ、現在に至ります。
学校の周辺の様子
山口市白石小学校の校区は、旧市内の中心にあり、県・市の中核機関や教育機関が多いエリアです。
高等学校や小・中学校、山口博物館や県立美術館、県埋蔵文化財センターといった、教育施設や文化施設も多くあります。
また、旧国道9号線が校区の中央を南北に走っており、東側には商店街、西側には学校、官公庁、住宅地となっています。
さらに、校区周辺には江戸時代幕末を経て、明治維新に至る遺跡旧跡が各所にあることが特徴です。
戦国の城跡が山頂にある鴻ノ峰(こうのみね)や、伝説を秘めた亀山公園を背にした、校区は古都山口市の中心地です。
アクセス
山口市立白石小学校は、駅から徒歩圏内にあるためアクセスが良好といえるでしょう。
また、近くにバス停もあるため、バス通学という選択肢もあります。
●所在地:山口市白石1丁目10−1
●アクセス方法:JR山口線「山口駅」から徒歩19分
学校の目指す姿
学校教育目標としては、「夢に向かって、一人ひとりが輝く白石小児童の育成 」を掲げています。
具体的には、「仲間と力を合わせる経験を重ねること」、「本物の学力を身につけていくこと」、「よい習慣を身につけていくこと」です。
この3つの柱を中心に、2024年度では585人の生徒全員が、日々の教育活動に励んでいます。
また、学校・家庭・地域との連携を深めるコミュニティスクールと小中一貫教育を、一層推進しながらおこなわれる学校教育が特色です。
さらに、教職員に対して掲げている教師像の中に「子どもの目の高さで考え、子どもの心を分かろうとする教職員」とあります。
このように、児童、教職員、家庭、地域がひとつとなり、子ども達のすこやかな成長を支える環境づくりをしている学校なのです。
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「山口市立白石小学校」の取り組みについて
山口市立白石小学校では、先述した目標に向けて、子ども達の学習活動や学校運営において、具体的な取り組みをおこなっています。
今回は、以下の3つに焦点を当て取り組みについてご紹介します。
学校教育活動の「見える化」に向けて
学校では、学校教育活動の「見える化」に向けて具体的な取り組みをおこなっています。
まず、学校のウェブサイトや学校だよりを通じて、学校での取り組みや児童の学習状況を保護者や地域に発信しています。
これにより、保護者や地域の方々が学校の教育活動を理解し、子どもたちの学習や成長を支えることにつながるでしょう。
また、コミュニティスクールとしての取組をとおして「見える化」の充実を図ることも、今後の目標として定めています。
基礎学習(国語・算数)において
6年生を対象に実施された全国学力・学習状況調査の結果をもとに、学校では学力向上のための基礎学習にも力を入れています。
現在、力を入れて取り組んでいることに一つとして挙げられるのが「漢字の読み書き練習を効果的に行い、読み書き正答率100%を目指す。」です。
ほかにも、「フリートークや授業中の話合い活動の更なる充実を図る。」ことなど、実践的な取り組みをおこなっていることも挙げられるでしょう。
また、算数においては整数、小数、分数等の四則計算の学習についても、正答率100%を目指し、児童が確かな学力を身につけることに重点をおいています。
このように、調査結果から子ども達の得意・不得意を洗い出し、具体的な改善策を定め学習活動に活かしています。
体験活動
山口市立白石小学校では、体験活動を通して学ぶことを大切にしている学校でもあります。
具体的な事例として、「福祉体験活動」や「災害ボランティア活動」が挙げられます。
まず、「福祉体験活動」では、市社会福祉協議会の方々に協力してもらい、児童が車椅子の体験や手話体験をする取り組みです。
この活動を通して、児童が相手の立場を理解し、共感する心を育むことを目指しています。
また、「災害ボランティア講演」では、児童が災害時の対応や支援の重要性を学び、社会貢献の意識を高めることを目指しています。
講師に防災士を迎え、小学生でもできることや防災の視点、大切にすべきことなど、さまざまな内容を学ぶ重要な取り組みです。
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「山口市立白石小学校」の学区と周辺の住環境
山口市立白石小学校について、目標や具体的な取り組みについて紹介してきました。
ここでは学区の住環境について、ご紹介していきます。
学区の周辺環境
先述したように、旧国道9号線が校区の中央を南北に走っており、東側には商店街、西側には学校、官公庁、住宅地となっています。
学校のある白石地区は、山口市内でも閑静な住宅街として知られているエリアです。
学校の大まかな学区は次にようになります。
中市、相物小路、御局小路、今小路のほか、今市、田町、長山といった約40の地区に及びます。
学校の近くには、山口駅もあるので、各エリアへの交通アクセスも充実していることが特徴です。
周辺の設備
山口市立白石小学校周辺には、いくつかの医療施設があります。
中央クリニックや中央歯科医院、耳鼻咽喉科かめやまクリニック、奥田胃腸科内科といった医療機関があるので、急な体調不良時でも安心でしょう。
また、学校周辺には白石中学校や山口高等学校、国立山口大学教育学部附属山口中学校といった学校も集まっています。
学校が集中したエリアなので、学習塾や習い事に通える教室も充実しています。
医療機関や教育機関が揃っているエリアであれば、子育て世帯には魅力的な住環境でしょう。
買い物の利便性
山口市立白石小学校周辺は、買い物に非常に便利な地域でもあります。
とくに、山口市中心商店街は、西門前商店街・道場門前商店街・米屋町商店街・中市商店街など7つの商店街が合わさった総称で、250以上の店舗が集約されています。
また、山口市中心商店街は、地域住民の日常生活における買い物場所というだけではありません。
山口駅からも近い場所にあるため、観光客にとってもお土産屋地域の特産物を購入できる商店街です。
そのほかにも、イベントも定期的におこなわれているので、休日のおでかけスポットとしても楽しめるでしょう。
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まとめ
山口市立白石小学校は、明治5年創立の山口県山口市にある公立小学校で、150年以上の歴史を持つ学校です。
福祉体験活動や災害ボランティア講演などの体験活動を重視し、児童の共感力や社会貢献意識を育む取り組みをおこなっています。
周辺には医療施設や教育機関が充実し、250店舗以上を擁する山口市中心商店街があり、買い物にも便利な環境です。
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