不動産を売却する際の不動産会社の選び方について解説
不動産を売却する際には、不動産会社に仲介を依頼して売却活動をおこない、買主を探すのが一般的な方法です。
その際、多数の不動産会社があるなかで、どの会社に依頼すれば良いか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、仲介を依頼する不動産会社の選び方を、3つのポイントから解説します。
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不動産会社の選び方1:売却したいエリアが得意な会社に依頼する
不動産会社を選ぶ際、まず注目すべきポイントは、売却したい物件があるエリアが得意かどうかです。
まずは、なぜそのエリアが得意かどうかといった点がポイントになるのか、また見分け方について解説します。
不動産の売却にはエリアの情報が重要
不動産を売却する際には、エリアの情報や市場の動向を知ることで、販売価格やターゲット層、売却の時期などを決める参考になります。
具体的には、類似物件が過去にいくらで取引されたのか、物件を探しているのは主にどのような方なのかなどです。
そういった情報は、販売戦略を立てるうえでの重要なポイントになります。
たとえば、市場相場からかけ離れた価格で売り出しても、買主はなかなか見つからないでしょう。
また、チラシのポスティングをする場合、ファミリー向けの物件のチラシを、単身者が多いエリアに配布しても、高い効果を得られません。
つまり、エリアの情報に強い不動産会社に依頼することで、効率の良い売却活動が期待できるのです。
エリアに強い不動産会社の選び方
エリアに強いかどうかを見極めるポイントは、販売実績と営業年数です。
不動産の仲介を依頼するにあたり、販売実績が少ない不動産会社よりも販売実績が多い会社のほうが、そのエリアについて熟知しているといえるでしょう。
また、販売実績が豊富な不動産会社は、長く営業している会社であると予想できます。
ただし、販売実績数だけを見るのではなく、売却したい不動産のエリアでよく取引されているかどうかが重要なポイントです。
営業年数がそれほど経っていない会社でも、売りたいエリアで多くの販売実績があれば、そのエリアに強いことが予想できます。
したがって、不動産会社の選び方として、仲介の依頼を検討している場合は、不動産会社のホームページを確認することをおすすめします。
ホームページを見ることで、販売実績の量と対応しているエリアを確認し判断しましょう。
口コミやレビューも確認すると、対応が良いかどうかもわかるため、合わせて確認するとよいでしょう。
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不動産会社の選び方2:売却したい物件の種別で選択する
不動産会社の選び方として、売却したい物件の種別と同じ種別の物件を多く取り扱っている会社に依頼するのも、ポイントの1つです。
なぜなら、取り扱う種別によって得意不得意がある不動産会社も少なくないためです。
そこで次に、売却したい不動産の種別が得意な会社の選び方と、そのような会社に依頼すると良い理由について解説します。
同じ種別を得意としていることが重要
一口に不動産といっても、土地、一戸建て、マンションなど、さまざまな種別があります。
どれか一つを専門に扱う不動産会社は少ないですが、それぞれの会社に得意としている種別があるものです。
たとえば、一戸建てが得意なのか、マンションのほうが得意なのか、ご自身が売却したい不動産の種別と同じ種別を得意としている不動産会社を選ぶと、より効果的なのです。
その調べ方としては、不動産会社のホームページを閲覧し、現在取り扱っている不動産の種別を確認してみることをおすすめします。
種別が同じだと良い理由
売却したい不動産と同じ種別の不動産を得意としている不動産会社に依頼すると、以下のようなメリットがあります。
販売戦略に長けている
一戸建てやマンションを売却するときと、土地を売却するときとでは、広告の出し方やターゲットの絞り方が異なります。
一戸建てやマンションの場合は、居住用の不動産として売り出すのが一般的ですが、土地の場合は、住宅用の土地としてだけでなく、駐車場や店舗用として売り出すことも可能です。
得意としている種別については、販売実績も多く、販売戦略にも長けていると考えられます。
不動産の種別に合わせた売却活動をおこなう必要があるため、売りたい物件の種別を得意としている不動産会社を選ぶことをおすすめします。
売却依頼を受けることが得意
売買物件を取り扱うなかでも、販売が得意な不動産会社もあれば、売却の仲介をメインでおこなっている会社もあります。
販売を主に扱っている不動産会社より、不動産の売却仲介をおこなっている不動産会社のほうが、当然のことながら、売却依頼を受けることが得意で、経験と知識も豊富です。
さらには、売却を得意としている会社のほうが、売却時に必要な手続きの流れや権利関係に詳しいでしょう。
また、種別が同じ不動産を得意としている不動産会社なら、売却に必要なノウハウもあります。
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不動産会社の選び方3:売却したい物件の地元の会社に依頼する
不動産会社を選ぶにあたって、大手の不動産会社か、地元に根付いた不動産会社か、どちらに依頼すると良いのかを迷う方も少なくありません。
前章では、不動産があるエリアに強い不動産会社に依頼することをおすすめしましたが、さらにおすすめなのは「地元に根付いた不動産会社」です。
大手の不動産会社でも、地方の物件を取り扱うケースは増えているため、売却したい不動産のエリアでも、販売実績が多い大手の不動産会社もあるかもしれません。
もちろん、大手の不動産会社は販売戦略のノウハウが豊富ですが、地元に根付いた不動産会社だからこそできるサポートも多くあります。
そこで最後に、地元の不動産会社に依頼するメリットについて解説します。
メリット1:地域の魅力をアピールできる
地域に根付いた不動産会社は、地域の情報や魅力についても買主にアピールできます。
たとえば、そのエリアの住みやすさやおすすめのスポット、地元で恒例のイベントなどを買主に伝えることで、より生活のイメージが湧き、購入意欲が高まる可能性があります。
また、子育て世帯が物件を探しているのであれば、学校区や通学路などについても相談可能です。
大手の不動産会社も、そのエリアの情報は持っていますが、地元の不動産会社は、実際にその土地での生活に直結するような情報が豊富な点が、大手との違いです。
メリット2:大手が扱わない物件も依頼できる
大手の不動産会社は、売れやすい物件を扱う傾向にあります。
たとえば、そのエリアでもあまり需要が高くない立地条件や、築年数が古く資産価値がほとんどないような物件などは、仲介を依頼しても対応しないこともあるのです。
地元の不動産会社では、そのような物件の仲介も依頼できる場合があります。
物件を探している方の情報を独自に入手するケースもあり、地元の不動産会社ならではの繋がりやフットワークの軽さで、早期売却を目指せます。
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まとめ
不動産を売却する際、不動産会社の選び方を把握し、ご自身の状況や売却したい不動産の特徴に合わせて仲介を依頼する会社を選択するのがおすすめです。
選び方のポイントは、売却したい不動産があるエリアに強く、同じ種別の物件を得意としている会社を選ぶことです。
また、大手の不動産会社と地元の不動産会社では、それぞれにメリットがありますが、より地域の魅力をアピールできる地元の不動産会社に依頼することをおすすめします。
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