中古マンション購入後にかかる維持費とは？注意点もご紹介！

中古マンションを購入すると、購入時に費用を払うだけでは終わりません。
毎月維持費の支払いが必要となります。
そんな維持費にはどのような費用が含まれているのか、維持費を抑えるための方法、注意点についてご紹介いたします。

維持費はおもに5種類！

中古マンションの維持費は、おもに5種類あります。
まずマンションを維持管理するための「管理費」です。
たとえば廊下やエレベーター、エントランスなど共有部分にかかる水道光熱費や保守点検費用などが挙げられます。
2つ目は「修繕積立金」です。
住民が毎月定められた金額を払い積み立てておき、屋根や外壁などの修繕やペンキの塗り替えなど、マンション全体の修繕に利用されます。
3つ目は自動車や自転車などを所有している方々が支払う「駐輪場・駐車場代」です。
駐車場代はマンションが建っているエリアによって金額に差があり、立地の良いところほど高くなる傾向にあります。
4つ目は「税金」で、所有している間は毎年固定資産税、場合によっては都市計画税も支払わなくてはなりません。
5つ目は「保険料」で、専有部分に関しては、個々で火災保険や地震保険に加入する必要があるでしょう。

維持費を抑えるための方法は？

維持費を抑えるためには、入居前にそのマンションの収支状況を確認することです。
高齢者が多い、居住者が少ないマンションでは、将来的に1戸あたりの負担が大きくなることが予想されます。
不動産会社を通して、長期修繕計画や重要事項調査報告書などを見せてもらうと良いでしょう。
また車を所有している場合には、マンションの駐車場代があまりにも高いようなら近隣でもっと安い所を探すと節約になります。
専用部分にかける保険も、しっかりと内容を検討して無用なオプションは外しましょう。

中古マンションの維持費に関する注意点

築年数が経過するほど劣化が激しくなるため、どうしても修繕費用は高くなります。
そのため新築マンションより中古マンションの方が高くなったり、住んでいる間に値上がりしたりする場合もあります。
また修繕では追い付かず建て替えが必要となった場合、まとまった額の追加徴収が課せられることもあるでしょう。
そのため、中古マンションを購入する際は、建て替えの予定があるかどうか、その際1戸あたりの負担はどのくらいになるのかを確認しておくことが重要です。

まとめ

マンションを購入すると、毎月維持費を支払う必要があります。
維持費は新築よりも中古のほうが修繕や管理にかかる費用が大きくなることから、高くなる傾向があります。
そのため、これから建て替えの予定があるかどうか、その際1戸あたりの負担はどのくらいなのか、など確認すると良いです。
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