土地を現金購入する際にかかる諸費用とは?メリット・デメリットもご紹介

土地を現金購入する際にかかる諸費用とは?メリット・デメリットもご紹介

土地を現金で購入する場合、ローンと比較して最終的な負担額が少なく済むという大きなメリットがあることをご存じでしょうか。
とはいえ、この形で購入する場合にも土地の代金以外にさまざまな諸経費がかかるため、十分な資金を用意しておく必要があります。
今回は、土地を現金購入する際の諸費用、土地を現金で購入するメリット、デメリットについてご紹介いたします。

土地を現金購入する際にかかる諸費用とは?

基本的には不動産会社を通して土地を購入することになりますから、まず仲介手数料が発生します。
具体的な金額に関しては各不動産会社の設定によって異なるので事前に確認しておくと安心です。
当然これも現金で支払う形になるわけですが、この仲介手数料にも消費税が発生することを忘れないようにしましょう。
ほかにも、手付金として土地価格の10%ほど支払い、契約時に必要になる印紙代が数万円、さらに所有権の移転登記時も費用が生じます。
あわせて、司法書士など専門家に手続きを依頼する場合にはその依頼料金も発生します。

土地を現金で購入するメリット!

土地をローンではなく現金で一括で買う最大のメリットは、何と言っても金利が発生しない点です。
数十年単位で返済していくローンは、金利だけでも相当な金額になってしまいますが、現金での一括購入ではその負担がかかりません。
またローンを組む場合には、万一支払不能になったときの際に備えて保証会社を利用する形が採られますが、その際に支払う保証料金も不要です。
そして抵当権の設定も必要なく、住宅ローン審査に時間がかかることもないのでよりスムーズに手続きを進めていくことができます。

土地を現金で購入するデメリット!

土地を現金で購入することで多くのメリットが得られるわけですが、デメリットがないわけではありません。
とくに注意したいのは、ローンを組まないので当然のことながら住宅ローン控除の適用を受けることはできません。
ローンを組んでこの制度を利用したうえで入手するのと、一括で入手するのとどちらが負担が少なく済むかをよく検討したうえで判断する必要も出てくるわけです。
そして最大のデメリットは一度に多額の資金を確保する必要があること、そして一気にお金を失ってしまうことでしょう。
無理に一括購入してしまうと、万一不意の出費が必要になったときに別のところからお金を借りなければならなくなるなど、本末転倒な状況に陥ってしまいかねないので気をつけましょう。

土地を現金で購入するデメリット!

まとめ

基本的には現金で土地を購入することでローンよりも負担を少なく済ませることができます。
ただいくつかの諸費用がかかること、デメリットもあることも考慮したうえで本当に適切な選択なのかどうかをよく検討し、判断する必要がありそうです。
無理に一括購入してしまうと、万一不意の出費が必要になったときに別のところからお金を借りなければいけなくなるため注意しましょう。
山口市での不動産売却ならプロのアドバイスで安心の合同会社 the PLACEへ。
地域に特化した知識で査定やマーケティングを行い、お客様の期待に応える最適な取引を提案します。
ぜひお気軽にお問い合わせください。